⚽クラモフスキーサッカー バージョンアップ作業中。J2 39節 山形 対 岡山

モンテディオ

 降格争い真っただ中の大宮相手ということで、予想通り難しい試合となりましたが、何とか追い付いて2-2の引き分けとなりました。ジャッジをあまり言うべきではありませんが、明らかなPKを2つ見逃されてはさすがにしんどいです。ただ、降格圏の大宮、来年に向けての山形にとっても収穫のある試合になったのではと思います。

 初先発のマルティノス選手は、いいもらい方をしたり、積極的に裏抜けを試したりと戦術面でもかなり改善したところは見せましたが、凡ミスや、シュートに行くべきタイミングでシュートに持っていけないところが散見されました。ただ、少なくともこれまでよりはポジティブな印象で、もう少し試してみるべきと感じます。

 途中出場の樺山選手は後半ということもあり、相手のパワーが落ちたということもありますが、休養充分でうっぷん晴らしのパフォーマンスでした。今のままでは前半からでは軽さが目立つので後半からのプレーが適切とは思いますが、前半から今日のような違いを見せられるか、というのが樺山選手の課題ですね。

 試合を通じて、1失点目・2失点目ともミスから奪われたボールやミスからのコーナーキックというミスがらみの失点。それ以外でもつなぎでのパスミスが散見されました。ポゼッションサッカーをするのであれば、ボール回し中のミスは絶対になくさなければなりません。
 論評などで課題として決定力不足がよく指摘されますが、ゴールについては機会を増やせばいずれ入るもの思っていますが、ポゼッション時の凡ミスによる失点は個人の能力や戦術で確実に防げます。今のままで満足していては来年も同じ状況に陥りますので、今年の残り試合、来年に向けても個人・チームとしても必ず改善していかなければならないポイントです。

 戦術面では、ここ最近の試合とは見違えるほど、縦の意識が高く、変化しようという印象を受けました。クラモフスキーサッカーVer.2を設計中。という感じでしょうか。
クラモフスキー就任当時の選択肢がなかった状況での縦の速さだけではなく、ポゼッションを伴った縦への速さに変わろうとしている、本来監督がやりたかったサッカーを改めてやろうとしているのかもしれません。
 今後、さらに戦術として落とし込むのか、それができる選手に置き換えるのか、というところは来年を見据えてトライしていくのだと思います。(監督続投が前提ですが。)


 シーズンも残り3試合となりました。1試合でも多く勝利を得て来年につなげたいところです。

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