自信を持ってターンオーバーを。あの選手を待っています。J2 第14節 対栃木 スタメン予想と超個人的プレビュー

GWの5連戦中の前半3戦を3連勝、しかも全試合クリーンシートでの勝利！と、いよいよエンジンがかかってきた感のある我らが山形。GW4戦目の相手は栃木となります。疲労も相当たまってくると思いますが、メンバを入れ替えながら勝利をつかみ取って頂きたいところです。

まずは前節のパスソナーの振り返り。（+参考のために前々節も）

支配率43% パス成功数313本

支配率47% パス成功数356本

この2試合を比較して比較すると、DMFの組み合わせによる役割の変更でしょうか。南選手がいれば、ボールの捌き役は南選手がやるし、いなければ小西選手がやるということなんでしょうね。一方、藤田選手はどの組み合わせでもひたすら上下に動きながらパスの出し入れをおこなう、そんな役回りが見えます。南選手と小西選手の場合は、捌き役は南選手がやるということになります。
　まぁ、そのまんまですが、ただ、小西選手が入ることにより、新たにドリブルで運ぶという選択肢が増えたことは間違いなくプラスです。が、私の好みでいうと、どちらも上下運動できる藤田＋小西の組み合わせの方がバランスはいいような感じがします。

一方、相手の栃木の情報と過去2試合のパスソナーです。
勝ち点14 （山形-5）　直近の5試合●△△△●

直近の2試合のパスソナー
A 支配率43% パス成功数 223本　2-1 ●

A 支配率35% パス成功数 250本　0-0 △

支配率も低く、パスの本数も少なく、能動的に試合を作るサッカーではありません。攻撃パターンは縦に早い勝負を仕掛けてくるか、早めにクロスを上げてくる印象です。早めのクロスについては全く恐れることはないのですが、中盤でのボールロストからの速攻は要注意です。
　矢野選手は相変わらず健在ぶりを見せています。
　ただ、試合を通してボールは持たせてもらえる展開になりそうなので、焦ることなく、押し込んでいきたいところです。

さて、スタメン予想の前に消耗カウンターです。

【5連戦疲労度カウンター】
ルール：
・5連戦初戦の大宮戦の直前のスタミナを200とする。
・試合出場時間分のスタミナを消費する。
・試合がない日は日数×20のスタミナが回復する。
・試合前のスタミナが150を切る選手は “!” 120を切る選手は”!!!”と表示。

さすがに中3日、中3日からの中2日のため、疲労困憊の選手もいると出ました。（当たり前ですが・・・）特に気になるのはこの3試合ですべて90分プレーした山崎選手と野田選手のCB、半田選手、そして山田康太選手です。今後のことを考えると、先発からは外した方がいいのではないかと思います。

それを踏まえてスタメン予想です。
●4-2-3-1
　（左から）GK 後藤、DF吉田、木村、山崎、川井、DMF藤田、小西　AMF 加藤、河合、新垣、FWデラトーレ。
　SUB：藤嶋、野田、半田、南、チアゴアウベス、山田康、藤本。

システムはオフィシャルでも4-2-3-1とした方がいいと思います。3連勝で頃合いがいいのと、試したい選手もいますし、思い切ったスタメン変更を予想しました。

　GK/DF ）
GKは後藤選手、疲労はあるでしょうが・・・
CBはさすがに変えたいということで野田選手変わり木村選手をスタートと予想しました。忘れがちですが、野田選手は怪我から復帰したばかり、さすがに休みを与えたほうがいいのでは・・・
SBについては、左に吉田選手、右に川井選手と予想しました。半田選手は若いので引き続き使うかもしれませんが・・・、吉田選手は怪我だったんですね。順調に回復していそうですし、この辺でどうでしょうか。

　DMF ）
　疲労度カウンターではほぼ同じ数字になっていましたので、個人的にバランスが良いと思われる、藤田選手と小西選手の組み合わせと予想しました。まぁ、どの組み合わせもあり得るところです。

　AMF)
　山田康太選手も今節は途中からとし、今節は左から加藤、河合、そして右サイドには新垣選手が満を持して先発と予想しました。新垣選手については指揮官からの評価も正直見えず、怪我の情報もありません、ただ、出るとすれば3連勝中というところもあり、当面はここしかないと思います。使うならスタートからでしょう。最後のピースになれるか、期待を込めて予想したいと思います。
國分選手は一旦メンバー外としました。次戦に向けて調整をしてほしいと思っています。

　FW）
　FWはデラトーレ選手、前節も動きは良かったですし、藤本選手と順番通りという感じで。

★すーさんパパの注目ポイント★
○スタートのメンバー
　中2日ということでコンディションを確認するだけで精いっぱいと思います。その中でどのように選手選択をするか、注目です。

○中２日と中３日。
　山形の中２日に対して、栃木は中３日。当然中３日の方が有利であることは間違いありません。ただ、栃木についても、その前が中2日ということや、最近の戦績が悪くないことから、コンディション的にはイーブンかと思っています。これだけ続くとしんどいですよね。でも高校などは連戦や中1日でやったりしているわけで。高校生は大変。（私が小学生の時は1日に20分ハーフで2試合やっていたな・・）

○圧倒して早い段階に先制できるか。
　試合を難しくしないために、早い段階で主導権を取って、ハーフコートで試合をできるくらいに押し込みたいところですし、できると思っています。栃木のプレッシャーをかいくぐることはさほど難しい仕事ではないと思っていますし、プレッシャーを受けるくらいなら、デラトーレ選手に出してしまえばいいと思っていますが、どうなるか。

コンディションが相当厳しく、一見、消耗戦が予想されますが、山形には質の高いメンバそろっていると信じて、自信を持って選手の入れ替えを。ここまで来たらもう１つ行きましょう！

最後に、千葉・日本代表の監督を務められたイビチャ・オシム氏逝去の報。

“考えて走る”サッカーを根付かせ、日本サッカーがさらに成長するヒントを与え続けてくれた偉大な指導者でした。その功績は計り知れないものがありました。

また、発する一言一言が本になるなど、名言を次々に出していましたが、私が最も印象に残っているのは、

「ライオンに襲われそうになった野ウサギが逃げる時、肉離れをしますか？準備が足りないからです。」

です。他にもウエットに富んでいながらも確信を突く発言の数々、久しぶりに調べあさって見たくなりました。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

では、また。
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