クラブチームの監督と日本代表監督(今昔)の違いに思う仕事の大変さ。

完勝しても森保監督への批判が続くことはありません。

今の日本代表監督は昔と違って正直誰がやっても相当しんどい仕事であると言わざるを得ません。

理由として
・選手がほぼヨーロッパにいて事前に戦術を合わせる時間がない。
・アジアでNo1の選手実績があるためどの試合も完勝しなければならないという周りからの過度の要求がある。
・大部分が納得するネームバリューが(今は)ない。
・世界でたいして実績はないが、ちょっと有名な元プロのコメンテータが増えた。
というところかと思います。

 選手の実績としてはアジアNo1。これは事実。
 ただ、その選手たちは常にヨーロッパでプレーしているので、試合の直前に帰ってくるので、コンデション調整もへったくれもないままに重要な試合に臨まざるを得ません。
 ですので、いきなり新しい選手を試せ。というのは無理がある。(まぁ、それまでに試して置けというのもありますが、コロナ関連で厳しかったというところはあると思います。)
 2連戦の初めの試合で苦しむのはこのようなことがあるからだと思っています。

 昔の代表監督(オフト・ファルカン・加茂・岡田(昔)・トルシエ)であれば、アジア最強であることが当たり前な時代でもないので過度なプレッシャーがかかることもないですし、国内でプレーすることがほとんどで戦術の落とし込みも可能でした。代表監督とはいえ、やれる仕事は今より間違いなく多く、監督の能力にかかることも多かったと思います。
 今はその時間もない・・・正直しんどい仕事と思います。

 今の代表監督はワールドカップまではモチベータであることが求められると考えています。準備期間の無い中で選手に目的意識を植え付ける。やれることはそんなに多くない中で、ポイントを絞って選手に伝える。
 森保監督はそれはできる監督だと思っています。

 ただ、ワールドカップが決まってからはいよいよワールドカップに向けた選手選考・戦術の落とし込みが始まります。正直、私は選手選考はワールドカップの直前まで続いてもいいと思っています。まずはどんな形でもワールドカップに出ること。重要なのはこれだけです。
 
批判する人は
・新しい選手を試せば継続が大事という。
・継続をしていけば新戦力が足りないという。
・メンバー発表ではサプライズがない、代わり映えがないという。(正直これは意味が分からん)
自分の考えを押し付けるのはいいですが、もう少し落ち着いて物事を見なさいと思ってしまいます。

 クラブチームの監督であれば、毎日毎日戦術の確認・落とし込みもでき、選手の成長も日々感じられる。もちろん相手の分析・モチベーション能力も求められるので、全体的に優れた手腕が求められます。これはこれでとんでもなく大変なお仕事でしょうが、少なくとも山形の成績が悪くても国民的な批判がある訳ではありません(笑)、山形県民は批判というか諦め?はするでしょうが。。

 結論は、どの仕事も大変だ。と言うことです(笑い)。というか、サッカーの監督に限らず、周りや上司や部下・客先からの批判はあるものです。。

 長文・乱文にお付き合い下さりありがとうございます。

森保監督擁護派のあなたは↓をクリックお願いします(笑)

にほんブログ村 サッカーブログ モンテディオ山形へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました