J2 第11節 東京V戦 ゴール期待値と監督コメントの感想など。可変システムと右サイドバック問題。

モンテディオ

待望の勝利となった東京V戦をゴール期待値と監督コメントで振り返ります。
まずはスタッツとゴール期待値。データはSPORTERAを使用。

よう勝ったなぁ・・・・という内容ですね。とはいえ、これまでと違って課題ははっきりしているので人の入れ替え含めた修正でなんとかなるかと思っています。後述。

次に監督コメント。

2023J2リーグ第11節東京ヴェルディvs.モンテディオ山形
モンテディオ山形の試合日程・結果を掲載。

Q:先制点も長谷川選手のワンタッチパスがきっかけになったと思います。小西選手や田中渉選手はあそこのスペースを使うシーンが多かったです。今日の攻撃の意図はどういったことを求めていたのでしょうか。

A:まず僕が監督に就任してから、大体こういうことをやりたいというものは選手にも伝えてきていたんですけれども、いかんせん3連戦でババっと駆け抜けてしまって、優先順位や本来やりたいことが伝わっているようで伝わってないものもあったかなという感覚が僕の中ではありました。
もちろん、今失点を減らすことが最大の我々の課題なので、そこに対するエネルギーも注ぎつつ、もう1回、私が監督に就任してから攻撃でこういうことやりたいということを今週のトレーニングでは明確に選手に伝えてトライしました。それをやるために作りのところでは誰がどう関わるのか、どのような立ち位置を取るのかを逆算して整理して、トレーニングに落とし込んできたつもりです。
ただ別に何か真新しいことやっているわけではなくて、これまでモンテがやってきたものに+αをして少しスパイスを加えた程度なので、選手たちはそれをしっかりと、スペースを見つけて、相手を見て、今日は前半特にいいプレーをしてくれたと思います。
ただ、後半もっともっと、そのシーンを多く作り出して、我々も相手陣に押し迫る時間帯やシーンを作り出したかったので、そこはしっかり反省して、またこれからトレーニングに励んでいきたいと思います。

Q:今日右サイドバックに喜岡佳太選手を起用しましたがその起用の意図と、前半、少し裏を取られるシーンが多かったですが、プレーについてはいかがでしたか?

A:これも先ほど申し上げた両方の課題や我々の狙いが、佳太の右サイドバック起用に合致したところがあります。まずは守備のところで失点を減らしたい。守備の強度を持った選手を最終ラインに置かないと今はなかなか難しい状況が続いていたので、佳太だったら右サイドバックやれるのではないかという考えがありました。
それからビルドアップの立ち位置を考えれば、センターバックからあそこの位置にスライドすることは、佳太はこれまでもやっていたので、ビルドアップに関して言うと、そんなに大きな仕事の違いはないので、そこに関してはスムーズにやれるだろうという判断がありました。
これもこの間のホーム金沢戦が終わった翌日に、コーチ陣といろんなアイデアを話し合いの中で出し合って出てきた、現状で言う最適解に近いものだと思いますので、コーチ陣のアドバイスもすごく大きかったですし、それに応えてくれた佳太もすごくタフにやってくれたと思います。
守備の部分については、本当は守備に強い人間なので前半みたいなシーンはあまり望んではいなかったんですけれども、センターバックが真ん中で守るよりライン際で1対1にさらされる対応というのはこれまた難しくなりますから。でも徐々にアジャストしていってくれたのはさすが佳太だなと感じています。

モンテディオオフィシャルより

ポイントは2点。
①モンテがやってきたものに+αをして少しスパイスを加えた程度
これは多分嘘。
・これまでやってきたこと=偽サイドバックにより中盤を厚くしての選手間の距離を短くしてのリズミカルなパスサッカー
・渡邉モンテディオ=普通のサイドバックらしく、サイドバックは中には入らず、中はMF陣でフォロー
という感じかと思います。
試合後のインタビューで可変可変と言っていますが、現段階では可変システムをやろうとしているようには感じませんでした。(完成度が低すぎるのかはわかりませんが。)”可変”と言い切るのであれば、攻撃時にもっと喜岡選手が絞るでしょうし、イサカゼイン選手のポジションももう少し下がったところからスタートになるはずです。あくまで1対1の強さに期待した純粋な4バックに見えました。もう何試合みてから判断したいと思います。

佳太の右サイドバック起用に合致したところがあります。まずは守備のところで失点を減らしたい。守備の強度を持った選手を最終ラインに置かないと今はなかなか難しい状況が続いていたので、佳太だったら右サイドバックやれるのではないかという考えがありました。
で、こちら。去年も喜岡選手は途中出場で右サイドバックを何試合かやりましたが、サイドをやるにはあまりにスピードが足りないので、お世辞にも適正があるとは思えませんでした。西村選手を右にした方が、まだ機能するのかなと思っています。
 個人的にCBとして西村選手よりも喜岡選手の方を評価しているので、このコンセプトで行くのであれば、一度は2人のポジションを入れ替えてみても面白いのではないかと思っています。が、それでいいのかということで右SB問題。

では、右SBをどうするのか問題なのですが、これまで使われたのは喜岡選手・川井選手、そして成瀬選手。
 喜岡選手で何試合かやってみて難しいと判断された場合、今後は川井選手か成瀬選手が中心になるのかなぁと思います。が、個人的なおすすめはコンバートしての横山塁選手。
今年は未出場なので去年のイメージしかありませんが、選択肢を多く与えずにタスクを明確にした状態で使ってあげれば化ける可能性があるのでは?と思っています。180cmと高さもありますし。(左AMFで使っても面白いとは思います。)まあ、本人の調子や(けがは癒えてますよね?)練習でやっているかどうかもわからないので、あくまで個人的な願望ではありますが。。

では、また。
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