J2 第21節 対水戸 超個人的プレビュー＜矛と盾？矛と矛？盾を有効活用せよ。＞

新潟ショックを引きずらず、4-0の快勝した琉球戦から1週間、今節はアウェーでの水戸戦になります。
勢いそのままに勝利できるか、水戸の攻撃に沈むか、両者互角のわくわくする試合になる予感です。

まずは山形と水戸のデータ比較。
ゴール期待値はSPORTERIAさんで公表している数値を使用させて頂いております。（ありがとうございます。）

勝負強さの考え方＝得（失）点数とゴール（被）期待値で計算しており、つまり現実と理論のギャップを”勝負強さ”という数値に置き換えています。

攻撃＝得点数 – ゴール期待値
守備＝被ゴール期待値-失点数
勝負強さ＝攻撃＋守備
で計算しています。

◎データから分かる客観的事実。
・直近5試合の試合内容はほぼ互角。
・攻撃の水戸、守備の山形。

水戸の攻撃を山形がしのげるか、それとも山形が支配して、一方的に殴り続けるか、ボール保持が試合の分かれ目になりそうな予感です。

スタメン予想です。
　山田康太選手？（怪我？コンディション不良？）
　南選手？（怪我？コンディション不良？）
　藤田選手？（怪我？コンディション不良？）
　半田選手（U-21）
　木村選手（U-21）
　山田拓巳（出場停止）

●4-2-3-1
　（左から）GK 後藤、DF吉田、野田、山崎、川井、DMF小西、河合　AMF加藤、國分、新垣、FWデラトーレ。
　SUB：藤嶋、松本、横山、木戸、荒川、チアゴアウベス、鈴木。

ちょっと出場できない選手が多すぎますね・・・というのが正直なところですが、スタメンとしては前節から右SHのみの入れかえを予想してみました。

前節の琉球戦からみて、右SHとCFの選択・組み合わせが改善ポイントと思っています。
選択肢として、デラトーレ選手と鈴木選手を入れ替えて、相性のよさそうなチアゴアウベス選手と鈴木選手の組み合わせでスタートする。ということが即効性の高い改善策の一つになると思っていますし、最終的な答えの可能性もあります。ただ、今後を考えると、デラトーレ選手が活躍できる組み合わせをもう少し探しておくべきだと考えています。

で、國分選手センター、河合選手がDMFという条件で、私が考える右SF候補順なのですが、
1.新垣選手
2.横山選手
3.チアゴアウベス選手
4.川井選手
となります。

琉球戦のシステムでデラトーレ選手をCFにした場合に、右SFに望まれる要素は2つと考えています。
①守備意識とスピードがある。
→デラトーレ選手の守備を軽減させ、フィニッシュに専念させる必要があるため、守備を受け持ってくれる必要があります。國分選手はスピード、チアゴアウベス選手には守備意識が低いという問題点がありました。
②早く強いパスを足元に出せる。
→デラトーレ選手は裏よりも足元で受けたいタイプと思っており、それを出せる選手が必要です。DMFの小西・河合両選手は出せるのですが、右SFにもそのタイプが必要です。

ということで、上記の順位になるのですが、どうでしょうか・・・。
　新垣選手はまだ十分試合時間を与えられていませんが、限られた時間でポテンシャルは見せてくれています。デラトーレ選手との組み合わせはお互いの良さを引き出す最善の組み合わせと思っています。
横山選手にとってもこのシステムとやり方であれば、眠った力をひき出せるような気がしています。
個人的にはU-21が戻ってきたら、川井選手の右SFを見たいところですが。

他には、水戸の攻撃をしっかり押さえきる試合になるのか、はたまた山形が一方的に殴り続けるのか、というところにも注目です。DMF河合選手の（このシステムの）真価を問われる試合になると思います。（以外に藤田選手復帰して元に戻したりして。）

“矛” 対 “盾” か “矛” 対 “矛” か、盾を持っている山形が少しばかり有利かと思いますが、どうなるか。

では、また。
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