J2 第31節 対熊本(H) 2-0 〇 ”課題を出しつつ5連勝。喜んだ後にしっかりと改善を・・・”

モンテディオ

代名詞となりつつある”要所を締めた勝利”で5連勝。
当然、結果的には喜手放しで喜んでいい結果ではありますが、調子がいい時だからこそ出てくる課題も出た試合となりました。まぁ、修正できる問題なのでサクッと修正してしまいましょう。

基本的には熊本にボールを握られて、辛抱強く守る展開。これは長く続きだろうとおもっていたら我らが偉大なるキャプテンからのパスをイサカ選手が決めて先制。
先制後に押し込まれ、いやな時間が続きと思われた時間帯で効果的な追加点。
後半は高江選手を前目に飛び出させる修正で熊本を自陣に押し込む展開にして熊本プレッシングを緩和。(たびたびの追加点のチャンスはまだ調子の上がらないデラトーレ選手が決めきれず・・・)
ここ数試合見せている要所を締めた試合だったように思います。

ただ、熊本にやられそうなシーンも守備陣がしっかりと抑えていたこともありますが、後藤選手個人の力で耐えたシーンもあり、2-0ほどの差もなかったことも間違いないところだと思います。相変わらず熊本はいいチームでした。去年から選手が抜けても代わりの選手を探せるスカウティングと戦術を落とし込める監督がいるという、コンセプトもしっかりしている山形にも似たチームと思います。勝てて良かったです。

とはいえ、浮かれてばかりはいられない問題も3件発生しています。
・デラトーレ選手の得点感覚が失われている問題。
 →今日がデラトーレ選手の日でなかったということで片づけられればいいのですが・・・・。
・横山選手の攻め急ぎすぎ問題。
 →これは渡邉監督もブチギレていたので修正しているはず。
・後藤選手の足元弱い問題。
 →雨だったので顕著。運動量でごまかせている部分はありますが、宮城選手、なによりチアゴアウベス選手の復帰が待ち遠しいところです。。
・野田選手チャレンジングなパスを出してカウンター食らう問題。
 →これが一番深刻。チームで気づけばいいのですが、試合を支配して余裕が出てきた局面で出てくるのでタチが悪いと思っています。
 シンプルに確実に通せる前線や相手DFの裏、サイドバックに渡すということに限定すればなんら問題ないのです。が、後半明らかに自分で難しいところに通して、簡単に相手に渡してカウンターという局面が出てきており、試合を一時的に難しいものにしてしまいました。意識だけで改善する問題ですので、是非次節までに修正していただきたいところです。

そして偉大なるキャプテン。
3か月振りのスタメンでありながらフル出場して1アシスト。いつもながらの前で勝負する若々しさ。危なっかしいところはあるのですが、この試合についてはいい面が出た試合だったと思います。
このような選手がいるからこそ、すべての選手のモチベーションが高いんでしょうね・・頭が下がります。

さて、暫定ながら6位浮上で、次節は首位町田戦。当然高江選手にとってはは負けられない試合でしょうし、町田のエリキ選手の出場停止というのも悪くない条件と思います。
連勝サイクルの継続か、終焉か。シーズン中盤での重要な試合になること必須です。

最後に採点です。
MOMは1G1Aのイサカゼイン選手と迷うところでしたが、今日もスーパーなセーブを何度も披露した後藤選手を。2-0なのでほぼ全選手を及第点としました。

では、また。
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