J2 第25節 対磐田(H) 1-3 ● ”過大リスペクトの代償。自ら従順な子供になっても・・・”

モンテディオ

 磐田戦は残念ながら完敗。そもそもの力の差と中3日と中6日(磐田はミッドウィークをメンバ総入れ替え)というスケジュールの問題もありましたが、大人が子供をたしなめるような試合になってしまったなぁ、というのが率直な感想です。0-2になってからの内容を見るに結果的には私を含め相手(特に攻撃陣)をリスペクトしすぎたことが最大の要因だったかなと思っています。(0-2になってからは相手の油断もあったとは思いますが)子供のような謙虚な気持ちも大事とは思いますが、相手に能動的に勝つためのやり方もまた、不可欠です。首脳陣を含め、いい経験になったと前向きに捉えたいと思います。

 いい面も。前節からスタメンを2名変更、特に藤田選手から岡崎選手に代えたことでバランスは劇的に向上。攻撃時に3センターに戻した形も悪くなく(ハイプレスをかけない磐田のやり方のせいもありますが)、落ち着いて試合を進めたいたと思っていましたが。が、そこが落とし穴。
 冒頭でも触れましたが、相手の攻撃陣を評価しすぎて守備を意識しすぎた立ち上がりからか、サイドで幅をとる横山選手と小野選手が低いポジショニングになってしまったため、ボールを相手陣地内に深く運ぶことができず、結果的には後方から一発裏抜けのロングパスに頼るのみに。(それでもチャンスは作れたのだけれど。。)非常に悔いののこるやり方だったように思います。3センター+南・岡崎のバランスが良かったのでなおさらです。
 横山選手は1得点。これも守備に意識が行き過ぎてしまったことから、0-2になるまではチャンスというチャンスを作れず、もう少し初めから高いポジションをとっていたらなぁ・・と悔いが残るところです。
 久しぶりの新垣選手。ベンチ入りの予想が当たった形となりうれしかったですし、久しぶりにみましあたが落ち着いたプレーで好印象でした。

 さて、私はこの試合を自動昇格を目指すなら勝たなければならない一戦。プレーオフ進出を目指すのであれば、あまり大きな影響がない試合と位置づけました。結果的には自動昇格は難しく、プレーオフを目指していくことになるんだろうと思います。渡邉モンテディオのベースは完全に出来上がり、昇格を目指すことのできるチームであることは明らかだと思います。ただ、現在の戦力だけだと層が薄いことも事実で、けが人の復帰も待たれますし、補強も考えなければなりません。
 今の立ち位置が明らかになった実の多い試合だったと考えたいと思います。(そうしなければなりません。)

ミッドウィークには贅沢にもアジアチャンピオンを迎えての天皇杯。基本的には出場機会のなかった選手のテストマッチにはなると思いますので、ここでしっかりと試合勘を取り戻していただきたいと思います。間違ってもベストメンバではいかないように・・・・

最後に採点です。
大人しい試合内容もあり全体的に平均かつ低調。
特に3失点目のキャッチ選択をできなかった後藤選手とまたもルーズなセットプレーの失点となった野田選手を低評価としました。國分選手はチーム戦術に埋没した印象。

まだまだ先の長いシーズン。目標を明確に定めて達成できるようこれからも適切なチームと選手の評価を行うことでサポートし続けます。
では、また。
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