流れに乗り切れない状況の中の第9節。これまでのうっ憤を吐き出すような、ケチャドバの展開で、すっきりと5-1の勝利となりました。ようやくホーム初勝利。
監督コメントと共に試合を振り返えろうと思います。
注目はこちら。
Q.今日はチアゴアウベス選手と鈴木国友選手が先発し、藤本佳希選手が右サイドに入りました。先発メンバーを入れ替えた監督の考えを聞かせてください。
モンテディオ山形オフィシャルより
A.毎日練習していることを繋げることが大事だと思っております。
我々が作っていきたいのは、誰が出たとしても、誰か選手が出られなくても、他の選手が出れば同じものを出せるようなチームです。
今日の組み合わせは上手くいったところもあって、よく出せたものもあると思います。同時にまだ改善しなければいけないものもあったと思うので、今までやってきたプロセスは変えずに継続して行っていきたいと思います。
私のメンタリティとしては、1人の選手だけに頼るのではなく、どの選手が出たとしても、チームでのパフォーマンスを出せるようにしていきたいと思っています。
それが今日の試合で出せたと思っています。
この試合の最大のポイントは藤本選手の右SH起用でしょうか。（予想していました！）
もちろん國分選手のコンディションという問題（コロナ？）も一因としてはあったのでしょうが、前節の4-2-3-0での右SHを見ると、自分が監督でも、もう1試合くらいは試したくなります。試合を通して紆余曲折はありましたが、最後にはうまく機能させることができました。
試合開始時、この先発をおおいに喜んだすーさんパパは間違いなく機能するとみていましたが、残念ながら前半はほぼ機能せずに終わってしまいました。
原因としては
・鈴木選手の出来自体がいまいち
・藤本選手が外に張りすぎている
と思え、すーさんパパ的には機能しないと判断し、試している時間もないので、鈴木選手→河合選手にして、藤本選手をFWに上げるべきだと考えてしまいました。（ごめんなさい）
ただ、クラモフスキー監督なのか選手の自主的な判断なのかはわかりませんが、選手・監督一同は若干のシステム変更と役割を変えることにより問題を見事に解決して見せました。
それは、山田康太選手を若干下がり目にして、その分チアゴアウベス選手、藤本選手を中に絞らせるという、4-4-1-1から”約”4-3-2-1への変更でした。（多少の異論は認める）
そうすることで、
・DFのボール回しには３人のDMFのうち１人が加わって相手に的を絞らせないことに成功した。
・チアゴアウベス選手、藤本選手を中に絞らせることで鈴木選手を加えた3人の距離を縮め、各々の良さを出せた、ついでにカウンターという副作用もできた。
・山田康太選手を自らの得点という義務から解放し、技術と運動量を惜しみなく周りのために仕えた。（本人は望んでいないかもしれませんが・・・）
という効果を生み出し、その結果、1点目、2点目につながったと思っています。
3点目以降は相手も少なくなり、かつ前がかりになっていたのでおまけみたいなもんでしょうが。。
※あくまですーさんパパが思った感想です。的外れな可能性もあります。ご注意を。
デラトーレ選手がすぐに結果を出したのも明るい材料ですし、チアゴアウベス選手も若干の軽さは気になりますが、先発の目途は十分に立ちました。となると、1ポジションに2人以上の選手が当てられるので、連戦が続いても監督がいう”誰が出ても変わらない”チームの実現に近づけそう、そんな気が本当にしてくる、大きなきっかけをつかんだ秋田戦でした。
あとは・・・この数試合、勝ち点には結びつきませんでしたが、収穫はいろいろありました、中でも特筆するべきは川井選手でしょう。技術、サッカー頭脳、スピード、体力。このレベルの選手がSBでプレーしてくれるのはありがたい以外の何物でもありません。現状では半田選手よりはるかにレベルが高く、半田選手もいい見本ができたと思いますので、追い抜け追い越せで伸びて行っていただきたいものです。
さぁ、この勢いのまま、ガンガン行きましょう！
最後に１つだけ。勝ったら言おうと思っていたのですが、やはり秋田のプレースタイルは嫌いです。特にロングスローが大嫌い。ロングスローはルールで規制できませんかね、昔のキックインのようにサッカー自体が変わるような気がしてます。高校サッカーでも当たり前のような気がしますが、選手の成長にはあまりよろしくないような気がします。。現状はルールだから仕方ないのでしょうが。。
では、また。
よろしければクリックお願いします！
コメント