山形:攻撃?守備?飛び出し?偽サイドバック?左サイドバックの選択は?

モンテディオ

今日は左サイドバックについて。

開幕2試合で印象的だった選手起用の1つに、左サイドバック吉田選手の先発出場があります。
なんで山田選手じゃないの??という意見もあると思いますので、私の考えを書きたいと思います。

現状、計算できる選択肢として、吉田選手と山田拓巳選手がいるわけですが、
・ボールを扱う技術
・守備力
・前への推進力
・加藤選手との相性
・樺山選手(今は無き)との相性
で評価すると、おおざっぱに両者の特徴をまとめると以下のようなマトリックスになります。(異論は大いに認める)

●ボールを扱う技術:パス・ドリブル等のオン・ザ・ボールなプレー
吉田選手:◎
山田選手:△

●前への推進力:前方への駆け上がり等のオフ・ザ・ボールなプレー
吉田選手:△
山田選手:◎

●対人守備力
吉田選手:○
山田選手:△

●加藤選手との相性
吉田選手:◎
山田選手:△

●樺山選手との相性
吉田選手:△
山田選手:◎

これらをまとめると、両者
吉田選手:守備力が高く、後方からの組立で1対1を仕掛ける左SHを支援する。
山田選手:縦への推進力で、タメを作れる左SHを追い越しチャンスを自ら作る。
というプレースタイルであると言えます。

 で、これまでの2試合はというと、、
 守備とポゼッションを重視して、吉田選手を選択していると考えています。


 山田選手は前に前にという意識が高いのと、上りっぷりがすさまじいので、目立つという意味では間違いはないのですが、守備時のポジショニングと対人守備が弱いところがあります。(もちろん異論は大いに認めます。)
 現在は、安定側にシフトしているため、山田選手はサブスタートになっている、という現状なのではないでしょうか。

 ただ、群馬戦のように点が欲しい時や熊本戦のように吉田選手が疲労した場合は、躊躇なく山田選手を入れてきていますので、今後も役割分担をしての起用が続くと思います。
 どこかで山田選手が先発するケースも十分考えられると思いますが、しばらくは、まずまずのパフォーマンスを見せている吉田選手をスタートで使う形になっていくと思います。(そんなこと言って次先発かもしれませんが。。)

 それにしても、32才にして、熊本戦を見てもまだまだ若手のようなギラツキを持つ我らがキャプテンのプレーぶりには頭が下がります。是非、ともにJ1に駆け上がりたいところですし、吉田選手も自信を持って、守備に攻撃に貢献して頂きたいと思います。

 もちろん、右には触れませんが、半田選手には山田選手・吉田選手を足して2で割らない選手になってもらわなければならないことは言うまでもありません。

では、また。

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